金トレーダー:過去2カ月で最も強気-中国の香港からの金輸入急増で

金トレーダーは、過去2カ月で最 も強気な姿勢を示している。中国本土の香港からの金輸入量が過去最高 水準に達したほか、投資家による米金貨の購入は過去約10年で最も高 いペースとなっている。

ブルームバーグが23人を対象に実施した調査では、18人が来週の 金相場は上昇するとの見通しを示し、上昇を見込む割合は昨年11月11 日以降で最大。今月11日に発表された貿易統計によると、中国本土の 11月の金輸入量は約102.8トン、約55億ドル(約4200億円)相当 に上った。米造幣局によれば、アメリカンイーグル金貨の今月1-11 日の販売量は8万2500オンス。このペースなら、1カ月間の販売量は 23万5000オンスと、1999年以来の高水準に達する可能性がある。

経済成長鈍化への懸念に加え、欧州各国の首脳による債務危機封じ 込めの取り組みが難航していることを背景に金相場は上昇。昨年12月 29日に弱気相場入りまで1パーセントポイント以内まで下げて以降、

7.3%上げている。

金ブローカー、シャープス・ピクスリー(ロンドン)のロス・ノー マン最高経営責任者(CEO)は「市場関係者が注目したのは中国によ る購入の急増だ」と指摘。「金は購買力の保持能力を繰り返し示してい る。割高なようでありバブルとの見方もあるが、そうではない」と述べ た。

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