日興出身者のネット証が個人向けヘッジファンド、60億円販売目指す

ウェブ広告を通じた個人投資家向け のヘッジファンド証券は2013年3月までに預かり資産を60億円程度ま で増やしたい考えだ。個人向けのヘッジファンドのネット専業証券とし ては珍しい同社は、昨年11月に開業。現在までの募集額は約7億円で 目標利回り設定はないが、年率8-10%の運用収益を見込んでいる。

ヘッジファンド証は旧日興証券を脱サラした眞野定也氏(35)が設 立。代表取締役を務める眞野氏によると、最低投資金額は1口100万円 で、投資信託の一種であるファンド・オブ・ヘッジファンズ(FOHF) として募集し、独立系のエピック・パートナーズ・インベストメンツが 日本株などで運用するヘッジファンド3本に均等に投資する。

ヘッジファンド証は東京の官庁街の一角、霞が関コモンゲート西館 32階にオフィスを構える。眞野氏はインタビューで、円高で外貨建て資 産が目減りする中、「円建てで市場リスクを排除した商品へのニーズが ある」と述べた。運用額は14年3月までに100億円を目指す。

眞野氏は99年に日興に入社し、05年まで個人営業を担当した。証 券会社や銀行が系列運用会社の商品を既存の顧客などに販売するので はなく、自分自身が一般の個人投資家が投資商品にアクセスするきっか けになりたいとして、ヘッジファンドに特化したリテール証券会社を設 立した。

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