シカゴ穀物:軒並み下落、トウモロコシは3カ月で最大-在庫見通し増

シカゴのトウモロコシと小麦相場 は過去3カ月で最大の下落率を示し、大豆も売られた。米政府が発表し た在庫見通しが増加し、供給不足により食料とバイオ燃料の価格が上昇 するとの見方が緩和されたことが要因。

米農務省(USDA)が12日発表した需給報告によると、米国の トウモロコシ在庫は今年の収穫前に8億4600万ブッシェルになると予 想されている。これは、アナリスト予想を12%上回る。2011年の生産 高は123億5800万ブッシェルと、昨年12月時点の予想を上回り、世 界の生産高は5年連続で過去最高水準に達するとみられている。 USDAによると、世界の小麦在庫は2000年以来の高水準に増加する 見通し。

国連食糧農業機関(FAO)の12日の発表によれば、世界の食料 価格は昨年12月に過去6カ月のうち5回目の下落となり、2月に達し た過去最高水準を11%下回った。

ノーススター・コモディティー・インベストメント(ミネアポリ ス)のチーフアナリスト、マーク・シュルツ氏は電話インタビューで 「高値で需要が抑制された。消費が改善されるまで相場は下落するだ ろう」との見方を示した。

シカゴ商品取引所(CBOT)のトウモロコシ先物相場3月限は値 幅制限いっぱいの40セント(6.1%)下げ1ブッシェル当たり6.115 ドルと昨年9月30日以降で最大の下落率を示した。大豆先物3月限は

1.7%安の同11.825ドル。一時は11.50ドルと、12月21日以来の安値 まで下げた。小麦先物3月限は5.6%安の同6.05ドルと、9月30日以 降で最大の下落率を示した。

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