NY原油(12日):続落、EUがイラン産原油の禁輸先送りの公算

ニューヨーク原油先物相場は 続落。2週間ぶりの大幅安となった。欧州連合(EU)によるイラ ン産原油の輸入禁止措置が6カ月先送りされる公算だと伝わったこ とが影響した。

禁輸措置の先送りはギリシャやイタリア、スペインなどが代替 供給を確保できるようにするためだと、協議に詳しいEU当局者は 明らかにした。原油は今月に入ってバレル当たり103ドルを突破し、 昨年5月以来の高値を付けた。禁輸措置が発動されればホルムズ海 峡を封鎖するとイランが警告したことが背景。

ショーク・グループ(ペンシルベニア州ビラノバ)のスティー ブン・ショーク社長は「EUとイランをめぐるニュースで原油は値 を下げている」と指摘。「このイランに関するヘッドラインが出た とたんに、ダムが決壊したように資金が流れ出た」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物2月限は前 日比1.77ドル(1.75%)安の1バレル=99.10ドルで終了した。 一時は98.93ドルを付ける場面もあった。

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