PIMCO:12月に米国債保有を30%に引き上げ-13カ月ぶり高水準

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)で世界最大の債券ファンドを運用す るビル・グロース氏は、世界経済のリスクが高まっているとの懸念を 背景に、米国債の保有を1年1カ月ぶり高水準に引き上げた。

PIMCOのウェブサイトに11日掲載されたリポートによると、 グロース氏は昨年12月に「トータル・リターン・ファンド」(運用 資産2440億ドル=約18兆8000億円)で米国債の組み入れ比率を 30%と、2010年11月以来の高水準に引き上げた。前月は23%だっ た。同社は組み入れ比率の月次変化に関して直接のコメントはしてい ない。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの指数によると、 11年の米国債のリターンは9.8%。02年の8.9%以来の好成績とな った。昨年の世界全体の債券リターンは5.9%だった。

またグロース氏は12月に住宅ローン関連証券の保有比率を48% と、前月の43%から引き上げ、09年6月以来の高水準とした。新興 市場債は10%に据え置き、米国以外の先進国の債券については20% から18%に引き下げた。

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