独コメルツ銀行、資本基準達成で政府支援が必要に-シティグループ

ドイツの銀行2位コメルツ銀行は 新たな資本基準を達成する上で政府支援が必要となる可能性が高いと、 シティグループのアナリストらが指摘した。

コメルツ銀は、欧州銀行監督機構(EBA)のストレステスト (健全性審査)の結果を踏まえ、6月末までに53億ユーロ(約 5200億円)を調達する必要がある。同行は今月20日までに目標達 成の具体的な方法に関するプランの提出を迫られている。

シティのアナリスト、アンドルー・クームス氏やキナー・ラクハ ニ氏らは10日付リポートで、「政府に追加支援を要請せずに達成で きるとは考えにくい」と指摘。「市場に復帰して増資することや不動 産金融部門ユーロヒポの売却が困難なことを考慮すると」、ドイツの 銀行救済基金である「金融市場安定化基金(Soffin)に再び頼 る可能性が高い」と分析した。

コメルツ銀は資産圧縮と事業売却、経費節減、業績維持によって 2回目の救済を回避すると表明している。

シティによると、コメルツ銀がSoffinから約20億ユーロ の資本注入を必要とする場合、政府の出資比率は25%から48%へと 拡大する見通し。

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