メルケル独首相:イタリア緊縮措置を称賛-伊首相は金利低下呼びかけ

ドイツのメルケル首相はイタリ アのモンティ首相と会談し、伊政府が実施した財政赤字削減措置を称 賛した。一方、モンティ首相はイタリアを債務危機の感染源として見 るべきではないと、投資家に釘を刺した。

モンティ首相は11日、メルケル首相との会談後にベルリンで記 者団に対し、イタリア国民は政府が打ち出した「非常に厳しい」措置 を支持していると述べ、こうした緊縮措置を取っているとしてイタリ アは評価されるべきだと主張。イタリアは「欧州を安定に導くためド イツやフランスなどと共に自らの役割を実行していると見なされるべ きだ」と話した。

メルケル首相は、ドイツは「こうした措置がいかに早急に実行さ れたかを敬意を持って見守ってきた」とし、「そのスピードと措置の 内容はイタリアを強化し、かつ同国の経済情勢を改善するものだ」と 語った。

モンティ首相は「成長は健全な経済構造に由来しなくてはならず、 その健全な経済構造はそれぞれの国が達成するべきことだ」と発言。 「欧州に対してもっと好意的な見方がされるようになる必要があり、 そうなればやがて金利の低下も可能になる」と述べた。さらに、同国 政府のプログラムを考慮に入れれば、イタリア国債利回りはもはや正 当化されないとの見解を示した。

同首相は「イタリア国民および私が期待しているのは、適切な経 済政策が成長加速をもたらすまでの数カ月を待たず、金融市場での高 金利が低下することだ。こうした高金利はイタリアに関する懸念が強 かった当時は正当化されたかもしれないが、もはやそうではない」と 続けた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE