震災復興でDBJの融資急増、12月末29%増の7363億円-続く資金需要

日本政策投資銀行(DBJ)が東日 本震災からの復旧を目指す企業に貸し出す危機対応融資の増加が続い ている。同行が11日発表した2011年12月末の残高は前月比29%増の 7363億円となった。その前の1カ月も同25%増となっており、震災復 興に関する資金需要が続いていることが浮き彫りになった。

震災後半年経過した9月以降、企業による震災復興資金ニーズが実 際に動き始めており、三菱製紙は昨年12月に、この制度を利用して大 震災で被災した八戸工場などの復旧資金としてDBJから150億円を調 達した。

また震災復興に関連し、防災や事業継続対策への取り組みの優れた 企業を対象とした低利融資制度「DBJ防災格付」の活用も増加。11年 4-12月の累計では17件・総額221億円と前年同期の12倍に膨らんだ。 東洋合成工業向けの9億円・期間7年や、昭和産業向け10億円・期間 5年などが含まれる。

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