双方向のスマートTV、韓国LGやサムスンが販売へ-家電見本市

薄型テレビの値下げ競争を強いら れている韓国のLG電子やサムスン電子、中国のレノボ・グループ(聯 想集団)は、双方向機能を売り物にして消費者に新製品購入を促して いる。

米ラスベガスで10日開幕する家電見本市「コンシューマー・エレ クトロニクス・ショー(CES)」でLGとレノボは、自然な声の指示 で番組やウェブ・アプリケーションを検索できる音声認識機能を備え たテレビを披露する。サムスン電子は動作認識と音声指示のソフトを 組み込む「スマート・インタラクション」技術を搭載した高性能モデ ル3機種を発表した。この技術は米マイクロソフトの家庭用ゲーム機 「Xbox360」用システム「Kinect(キネクト)」と同種の技 術。

サムスンの広報担当、イーサン・ラシエル氏はインタビューで、 「『やあテレビ』と呼び掛けるだけでテレビをつけることができる。話 し掛けやジェスチャーでチャンネルを変えられる」と説明した。

昨年は「アバター」のような3D映像をお茶の間でも楽しめるモ デルが投入されたものの、買い手の大半は購入を避けた。消費者に財 布を開かせるのは難しくなるとみられる。メーカーはまた、従来型テ レビ視聴からの急速な消費者離れにも直面している。アクセンチュア が米国や中国、ロシア、ブラジルなどで実施した調査によれば、標準 的な1週間にテレビをつけた人は2009年の71%から11年には48%に 減少した。今後1年間にテレビを購入する計画だという人は10年の 35%から11年は32%に減ったという。

サムスンテレビ部門のイ・キュンシク副社長によれば、サムスン が今年売り出す一部機種では、顔認識で利用者を識別してスカイプ・ テクノロジーズのIP電話などのインターネットサービスに自動的に 接続可能な機能を搭載する予定だ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE