JPモルガン:米銀買収に前向き、監督当局の承認不透明でも-CEO

米銀JPモルガン・チェースのジェ イミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、米監督当局が承認する 可能性が低いとしても、国内の銀行買収に前向きに取り組む姿勢を示し た。

ダイモンCEO(55)は9日、同行がサンフランシスコで開催し たヘルスケア関連の会議で、価格条件が魅力的である限り、「当行にと って後味の悪い結果を招くとしても、何かしら前向きに行動する用意が ある」と言明した。2008年にワシントン・ミューチュアルとベアー・ スターンズを買収した同行は2兆3000億ドル(約177兆円)規模の資 産を持つ全米最大の銀行。当局は銀行の預金残高のシェア上限を全体の 10%に規制している。

同CEOは、経営難の欧州の銀行を買収するのは「極めて困難」だ ろうと発言。欧州連合(EU)で無秩序な分裂が起きれば「大惨事」に なりかねないと語った。

同CEOは同日の米経済専門局CNBCとのインタビューで、「十 分に意味があると判断したならば、私は政治的リスクを冒す価値がある かどうかを取締役会に諮る」との考えを示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE