アジア株:続伸-米豪の指標好感、中国輸出の伸び鈍化で金融緩和期待

10日のアジア株は続伸。MSC Iアジア太平洋指数が1週間ぶりの大幅上昇となっている。米国と豪 州の経済統計が強い内容だったことに加え、中国の輸出の伸び鈍化で 金融政策緩和の可能性が高まったとの観測が広がった。

招商銀行など中国の銀行株が上昇。同国の昨年12月の輸出入の 伸び鈍化が示されたことで、当局が経済成長促進のために近くインフ レ抑制策を緩和するとの観測が強まった。豪建材メーカー、ジェーム ズ・ハーディ・インダストリーズは3%高。売上高の約44%を北米で 稼ぐホンダは1.4%高。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後1時47分現在、前日 比1.1%高の115.93。

ラッセル・インベストメント・グループのアジア太平洋地域担当 シニア投資ストラテジスト、アンドルー・ピース氏(シドニー在勤) は、「米経済が危機を脱したとの楽観的な感じがある」と指摘。また、 「中国当局は下振れリスクにかなり注意を向けている。今年上期に大 いに金融緩和が実施されるとの見通しは理にかなっている」と述べた。

豪州の昨年11月の住宅建設許可件数は前月比8.4%増加。11月 の米消費者信用残高は10年ぶりの大幅な伸びとなった。

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