ブラジル政府:年内に1ドル=1.80レアル超える上昇予想-関係者

ブラジルのルセフ政権は、通貨レ アルが今年、対ドルで1ドル=1.80レアルを超える水準に上昇すると 予想している。事情に詳しい政府当局者1人が明らかにした。

同関係者によれば、政府はユーロ圏が今年7-12月(下期)に現 在の危機からの回復を始め、それに伴ってドルが他通貨に対して下落 するとみている。政府が相場見通しを公式に示さないことを理由に、 匿名を条件に語った。

レアルは過去6カ月でドルに対して15%下落。ブルームバーグが 継続調査する主要16通貨の中で3番目に悪いパフォーマンスとなっ ている。ユーロ圏の債務危機を背景に、投資家の間でリスク資産を避 ける動きが広がったことが背景にある。レアル値下がりを受け、ブラ ジル中央銀行は昨年9月、それまで続けていたレアル高阻止の戦略を 転換した。

DTVMの為替トレーダー、ホセ・カルロス・アマド氏は電話取 材に対して、「ブラジルの経済状態は他の国よりも良好で、それが直 接投資を呼び込み、相違をもたらす」と話した。

レアルは9日、前週末比1.3%高の1ドル=1.8332レアルに上昇。 年初からの上昇率は1.6%で、主要16通貨中メキシコ・ペソに次ぐ 2番目の大きさとなっている。

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