モルガンS:ロンドンで多数退社、欧州クレジット責任者ら-関係者

米モルガン・スタンレーのロンドン 部門で、欧州クレジット・セールス・トレーディング責任者のパトリ ック・リンチ氏ら多数が退社した。事情に詳しい関係者2人が明らか にした。

別の2人の関係者によると、新興市場債券セールス・トレーディ ング責任者のフェルナンド・オルテガ氏、証券化セールスデスクのア マンダ・ウェブ氏、融資担保証券(CLO)セールス担当のジャンコ・ ネディック氏も退社した。

モルガン・スタンレーは先月、投資銀行事業とトレーディングの 収入減少に対応し1600人を削減する計画を明らかにした。1600人は 昨年9月末時点の人員数の約2.6%に相当。削減は今年1-3月(第 1四半期)にあらゆる水準で実施するとしていた。

ロンドンの人材あっせん会社、ケネディ・グループのジェーソン・ ケネディ最高経営責任者(CEO)は「2008年以降、モルガン・スタ ンレーは本格的には回復していない。あのレベルでの報酬はあまりに も高く、人員を減らす必要がある」と話した。

ロンドンの広報担当者、セバスチャン・ハウェル、ヒュー・フレ ーザー両氏はコメントを控えた。リンチ氏の携帯電話へのメッセージ にこれまでのところ応答はない。

クレジットサイツのアナリスト、サイモン・アダムソン氏は「銀 行セクターでは今年、人員削減が続き、コスト管理が最優先課題の一 つとなるだろう」とした上で、「循環的な圧力と恒久的なビジネスモデ ルの変化にさらされる投資銀行部門ではリスクが高い」と指摘した。

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