伊ウニクレディトの新株購入権が下落、75億ユーロ増資達成に圧力

イタリアの銀行最大手、ウニク レディトの新株購入権が取引初日に下落した。75億ユーロ(約 7350億円)規模の増資の達成に圧力が増した。先週38%下落した 同行株はさらに下げている。

保有株1株に対して新株2株を1株当たり1.943ユーロで購入 する権利は現地時間9日午前10時9分現在0.85ユーロと、先週末 の気配値から38%下落。株価も一時8.4%安となり、値動きの荒さ から少なくとも2回、取引が停止された。

フィデンティース・エクイティーズのアナリストらは同日のリポ ートで、「現時点で新株購入権のポジションに前向きな投資家はあま りいないようだ」と記した。

先週の増資の詳細発表を受けてウニクレディト株は急落。新株の 提示価格は3日の終値から43%割安の水準だった。ナティクシスの アナリストらは増資が向こう2年にわたり1株当たり利益を平均 67%希薄化させると試算した。

ウニクレディト株を1%弱保有するバンコ・ディ・シシリア・フ ァンデーションは株主割当増資に参加しないと、伊紙レプブリカが8 日に報じている。

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