藤村官房長官:イランからの原油輸入禁止への懸念は変らない

藤村修官房長官は6日午前の閣議 後会見で、イランからの原油輸入を禁止した場合に日本経済や世界経 済全体に与える影響に懸念を持つ姿勢に変わりはないとの認識を示 した。来週来日するガイトナー米財務長官に対しても日本政府として こうした見解をあらためて伝えるという。

藤村氏はイラン原油輸入停止の影響について「昨年12月の日米 外相会談で玄葉光一郎外相から懸念は伝えている」と指摘。ガイトナ ー氏の来日の際にもこうした見解を伝えるのかとの質問には「はい」 と述べた。

玄葉外相が中東を訪問する目的については「エネルギー安全保障 の確保に死活的重要性を持つ中東地域、特に存在感を増すカタールや アラブ首長国連邦(UAE)などを訪問し、これら諸国との関係強化 を図るとともに、いわゆるアラブの春や懸念すべき状況の続くイラン 情勢などへの対応についての意見交換を行う予定だ」と述べた。

玄葉外相は5日から12日までの予定で、トルコ、サウジアラビ ア、カタール、UAEを訪問している。

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