IMF西半球局長:欧州危機と商品相場安は中南米にとって「有毒」

国際通貨基金(IMF)は4日、 欧州債務危機と商品価格の下落が中南米経済にとって「有毒な組み 合わせ」になる可能性があるとの見解を明らかにした。

IMFのニコラス・エイサギレ西半球局長がブログで指摘した。 ユーロ圏の銀行が短期のドル資金を「渇望」するようになったら、 中南米での融資を一段と制限する可能性があるという。

エイサギレ氏は欧州危機の中南米諸国への影響について、「リ スクが表面化したら、われわれも影響を免れない。銀行が利用でき る外部の与信枠が減少することで、中南米でクレジットクランチが 起きる可能性がある」と指摘。商品価格の下落とともに「成長と安 定にとって有毒な組み合わせ」を作り出す可能性があると述べた。

エイサギレ氏はIMFの中南米の見通しが10月以来改善して いないと指摘。IMFは10月に2011年の経済成長率が4.5%、今 年が4%と予想していた。中南米諸国は危機が一段と悪化すれば、 成長刺激のために公共投資を拡大する必要があるかもしれないとの 認識を示した。

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