米銀大手6行、今年57%増益か-昨年失望でもアナリスト強気崩れず

米国の大手銀行の利益について、 アナリストは昨年の増益予想が外れ減益であったにもかかわらず、今 年は昨年以上に大幅な増益予想を示している。

ブルームバーグがアナリスト184人を対象にまとめた調査では、 JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ(BOA)、ゴー ルドマン・サックス・グループ、シティグループ、モルガン・スタン レー、ウェルズ・ファーゴの6行の今年の利益は平均で前年比57% 増が見込まれている。昨年のアナリスト予想は32%増益だったが、 実際は1株当たり利益が18%減少したもようだ。

トレーディング成績の向上や投資銀行事業の案件増加、経費削減 と信用コスト低下が、昨年は実現できなかった増益につながるとアナ リストらはみている。昨年の米国株市場で最悪のパフォーマンスだっ た金融株の持ち直しも期待される。

オッペンハイマーのアナリスト、クリス・コトウスキ氏は「銀行 は2012年にトレーディングとコストの正常化によって若干の追い風 を受けられるだろう」と述べた。同氏は大手6行についてそれぞれ1 株当たり利益の18%以上の増加を見込んでいる。「銀行に関する全て ニュースが常に一律に悪いということではない」と同氏は付け加えた。

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