香港株(終了):下落、中国首相が慎重な景気認識-統計改善打ち消し

香港株式相場は下落。米国とドイツ の経済統計が市場予想より良かったものの、中国が「比較的厳しい」 事業環境に直面しているとの温家宝首相の発言が響いた。

複合企業スワイヤー・パシフィック(19 HK)は14%安。不動産 部門のスピンオフ(分離・独立)計画が同社の企業価値に影響を与え るとの見方が広がった。中国本土で不動産開発を手掛ける雅居楽地産 (アジャイル・プロパティ・ホールディングス、3383 HK)は6.5%下 落。

中国最大のセメントメーカー、安徽海螺水泥(914 HK)は4.4% 安。石炭生産の中国神華能源(1088 HK)は2.3%値下がりした。

米ウォルマート・ストアーズへの商品納入で最大手のリー・アン ド・フォン(利豊、494 HK)は0.7%高。米供給管理協会(ISM) が発表した昨年12月の製造業景況指数は上昇し、12月の独失業者数 は市場予想よりも大幅な減少となった。

ハンセン指数は前日比150.10ポイント(0.8%)安の18727.31。 ハンセン中国企業株(H株)指数は同1.4%安の10094.41で終了した。

江海証券のストラテジスト、チェン・リチウ氏(上海在勤)は、 投資家は流動性逼迫(ひっぱく)を懸念しているとした上で、「流動性 緩和のため、預金準備率引き下げが必要だ」との考えを示した。

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