世界自動車販売:今年6.7%増加へ、中国需要がけん引-RLポーク

世界の乗用車・ライトトラック販 売台数は今年、中国の人口が集中する上海や北京以外の需要がけん 引役となり、6.7%増加するとの見通しを米調査会社RLポークが 示した。

RLポークによると、世界の販売台数は前年比16%増の1790 万台と予想される中国の伸びが寄与し、7770万台に増加する見込み。 昨年の中国販売台数は、政府の販売促進策が段階的に廃止されたこ とが響き前年と変わらずの1550万台にとどまったと同社は推定し た。

RLポークの米州予想担当ディレクター、アンソニー・プラッ ト氏は電話インタビューで、「中国の伸びは2012年に加速するだろ う」と指摘。「中国の販売増は刺激策よりも自然の需要増の働きによ るもので、大都市に準じる市の販売拡大が今後も続く傾向が予想さ れる」と分析した。

RLポークによると、欧州の今年の自動車販売は財政緊縮策や ソブリン債懸念の影響で政府が販売奨励策を控えるとみられること から、前年比横ばいの約1900万台となる見通し。

米国の自動車販売は7.3%増の1370万台と予想。リセッション (景気後退)前の水準である1600万台に回復するのは15年以降に なるとした。

RLポークはまた、トヨタ自動車やホンダが東日本大震災後の 生産調整で失った市場シェアの回復を目指し競争激化が見込まれる ため、韓国のヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)や起亜 自動車は販売台数を増やすもののシェア拡大には至らないと分析し た。

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