欧州株(3日):続伸、ストックス600は5カ月ぶり高値-資源株高い

3日の欧州株式相場は4営業日続 伸。ストックス欧州600指数は5カ月ぶりの高値となった。同日発 表の米経済指標が昨年12月の米製造業活動が6カ月で最も速いペー スで拡大したことを示し、これを好感した。

ロンドンでの銅値上がりを受け、BHPビリトンやリオ・ティン トを中心に資源株が大幅高。自動車株も高い。米調査会社R・L・ポ ークが今年の乗用車・ライトトラックの販売台数が世界全体で

6.7%伸びると予想し、これが材料視された。

ストックス欧州600指数は前日比1.6%高の251.06で終了。 昨年8月3日以来の高値で引けた。これで4営業日続伸となり、昨年 11月以来最長の上げ局面となっている。

シュローダー・エクイティーズのポートフォリオマネジャー、ダ ニエル・ウェストン氏(ミュンヘン在勤)は「年明けは弱気の見通し が固まりつつあったが、景気は年内に改善され投資家に株式購入のチ ャンスがやってくるだろう」と指摘。「市場は景気改善が利益増加に つながり低金利が企業に恩恵を与える状況に注目し、投資家は現金保 有よりも株式へ資金を投じる方が魅力的だと気づくだろう」と語った。

ストックス欧州600指数は2日、1.1%高で終了。ドイツの製 造業活動を示す統計が予想を上回ったことを受けた。ただ昨年は、米 国での赤字削減をめぐる政争やユーロ圏が債務危機対応で足並みがそ ろわず、株式指数は年ベースで2008年以来のマイナスとなった。 債務危機ではドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領が9 日、ベルリンで会談し各国の債務を抑えるための規則厳格化で詳細を 詰める。

米供給管理協会(ISM)がこの日発表した昨年12月の米製造 業景況指数は53.9と、前月の52.7から上昇。ブルームバーグ・ ニュースがまとめたエコノミスト予想中央値は53.5だった。同指 数では50が製造業活動の拡大と縮小の境目を示す。

この日発表されたドイツの失業者数も前月比2万2000人減少 と、エコノミストの予想以上に改善された。自動車と機械の輸出が伸 びたほか、冬季としては記録的に温暖な気候が建設業の雇用を支えた。

同日の西欧市場では、ギリシャを除く17カ国で主要株価指数が 上昇。世界最大の鉱山会社、英・オーストラリア系のBHPビリトン は6.2%高の1993ペンス。同業2位のリオ・ティントは6.4%上 げて3325ペンス。自動車株はストックス欧州600を構成する19 の業種別指数で値上がり率2位だった。

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