銀行はカバード債発行で調達コスト引き下げ狙う-安全需要も満たす

スイスの銀行最大手UBSとオラ ンダの金融サービス会社INGグループの傘下部門は、最上級格付け のカバード債を発行した。資金調達コストの引き下げを狙う一方、比 較的安全な証券を求める投資家の需要を満たす目的もある。

UBSは5年債を指標のスワップレートを61ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)上回る利回りで起債。ブルームバーグ・ ボンド・トレーダーによると、これは既発無担保優先債(償還期限 2017年)のスプレッド186bpの3分の1未満となっている。IN Gバンクは10年物カバード債を、スワップレートを約110bp上回 る利回りで発行した。この起債に関与しているバンカーが明らかにし た。

みずほ証券のロンドン在勤アナリスト、ロジャー・フランシス氏 は「年明け、無担保債の取引を試みる者はいないだろう」と指摘。 「銀行部門に対する投資家の需要があるとすれば、それはカバード債 だ」と述べた。

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