欧州の債務危機、世界経済の最も差し迫った問題-日銀の宮尾審議委員

【記者:Vivien Lou Chen】

11月30日(ブルームバーグ):日本銀行の宮尾龍蔵審議委員は、 金融危機から回復しきれていない世界経済にとって、欧州のソブリン 債危機が最大の課題となっているとの認識を明らかにした。

宮尾審議委員は30日にサンフランシスコで行われた討論会で、世 界経済にとって、欧州の債務危機が最も急を要する差し迫った問題だ と指摘。サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン市場の崩 壊に起因する先の金融危機の後遺症に世界はなお苦しんでいると付け 加えた。

宮尾氏はまた、中央銀行が金融政策を策定する際に資産バブルを 考慮に入れるべきだというコンセンサスが拡大しつつあるようだと述 べる一方、不均衡を察知し、対応する最善の手法は何かという問題を 含めて、困難な課題が残っているとの見解を示した。

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