モンティ伊首相:IMFへの支援要請は「検討していない」

【記者:Chiara Vasarri、Lorenzo Totaro】

11月30日(ブルームバーグ):イタリアのモンティ首相は30日、 国際通貨基金(IMF)への支援要請を計画していないと述べるとと もに、来週の欧州首脳会議はソブリン債危機への取り組みで「極めて 重要な」ものになるとの見解を示した。

欧州連合(EU)財務相会合に際しIMFのレザ・モガダム欧州 局長と会談したモンティ首相はブリュッセルでの記者会見で、IMF の支援は「検討していない」と述べた。イタリアのグリリ財務次官も 会見で、首相と欧州局長は支援計画を協議しなかったと述べた。

同国紙スタンパは、投資家の信頼回復に向けたイタリアの取り組 みを後押しするためIMFが最大6000億ユーロ(約63兆円)の救済 計画を協議していると伝えたが、IMFは28日、この報道を否定した。 イタリアの10年債利回りは、ギリシャとアイルランド、ポルトガルが 支援要請に動くきっかけとなった7%台の水準に上昇。来年償還を迎 える約2000億ユーロの国債を借り換える能力に疑念が生じている。

モンティ首相は12月9日の欧州首脳会議は「極めて重要な」もの になり、どのようなミスも市場に罰せられるため首脳らには過ちを犯 す余地はないと述べた。また、IMFにはイタリア財政の監視プログ ラムを首脳会議後に開始するよう要請していると付け加えた。

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