NY銅:5.5%高の1ポンド=3.5755ドル-主要中銀の協調行動で

30日のニューヨーク銅先物相場は5 週間ぶりの大幅上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)や中国人民銀行 など主要国の中央銀行が金融市場の緊張緩和に向けた措置を講じたこと が好感された。アルミと亜鉛は約6%高と、商品相場の上昇をけん引し た。

米連邦準備制度理事会(FRB)など主要6中銀は、債務危機を抑 制するための世界的な取り組みの一環として、欧州の銀行向けの緊急ド ル資金供給の金利引き下げで合意。また、中国人民銀行(中央銀行) は2008年以来初めて、市中銀行に求める預金準備率の引き下げを決め た。

RBCキャピタル・マーケッツは報告書で、「市場の地合いは上向 きだった」と指摘。「多くの市場参加者の疑問はこの日の協調行動が市 場の流れを変え、金属相場を支援する消費促進と新たな経済成長に十分 かどうかということだろう」との見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 3月限終値は前日比5.5%高の1ポンド=3.5755ドル。中心限月として は10月27日以来の大幅高。

ロンドン金属取引所(LME)のアルミ先物(3カ月物)は5.7% 高の1トン=2110ドルと、09年3月19日以来の大幅上昇。亜鉛は5.8% 高の2071ドルと、10年6月8日以来の大幅高となった。

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