NY原油先物(30日):2週間ぶり高値、主要中銀が協調行動で

ニューヨーク原油先物相場は 4営業日続伸。2週間ぶりの高値となった。米連邦準備制度理事会 (FRB)など主要6中央銀行が流動性拡大と欧州債務危機の緩和を 目指し協調行動に出たことや、米民間部門の雇用者数が予想を上回っ たことが背景。

FRBと欧州中央銀行(ECB)、カナダ銀行、イングランド銀 行、日本銀行、スイス国立銀行は、欧州の銀行向けの緊急ドル資金供 給の金利を引き下げた。米オートマティック・データ・プロセッシン グ(ADP)エンプロイヤー・サービシズの発表によると、11月の 米民間部門の雇用者数は前月比で20万6000人増加した。ブルーム バーグがまとめたエコノミストの予想中央値は13万人の増加だった。

BNPパリバ・プライム・ブローカレッジ(ニューヨーク)のデ ィレクター、トム・ベンツ氏は「欧州の銀行を支えるための協調介入 の発表で相場は押し上げられた」と指摘。「欧州を覆う暗雲が原油相 場の上値を抑えてきたため、同地域の情勢安定につながるものは何で あれ原油には好ましい」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物1月限は前日 比57セント(0.57%)高の1バレル=100.36ドルで終了。終値 では16日以来の高値となった。月間では7.7%、年初からは

9.8%それぞれ上昇している。

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