日立と米GE、英国のプルトニウム備蓄を燃焼させる高速炉建設を提案

日立製作所と米複合大手ゼネ ラル・エレクトリック(GE)は、英国の87トンのプルトニウム備 蓄を動力とする原子力発電所の建設を提案した。この備蓄は民事用と しては世界最大とされる。

両社の合弁事業が製造する発電量600メガワットの「プリズム」 高速炉は最大75万世帯に送電できる可能性があると、原発プロジェ クト担当バイスプレジデントのダニー・ロデリック氏は述べた。同原 発の建設には約5年かかり、60年間は操業が可能という。この期間 に100トンのプルトニウムを燃焼させることになる。

英政府は同国北西部のセラフィールドに保管されているプルトニ ウムの管理方法について意見を求めている。選択肢の一つはプルトニ ウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料に変えて原子炉で燃焼させる ことだが、ロデリック氏は高速炉を建設する方が一段と直接的な処理 方法になると指摘した。

同氏は電話インタビューで、「当社の強みは、人々が処分しよう とするものを使用可能なものに変えることだ」と発言。「これは数十 億ドルの投資となるが、MOX燃料を使用する総コストを計算した場 合、この方がずっと経済的であることが当社の分析で示されている」 と話した。

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