米国の資産運用者3人が宝くじで200億円獲得-コネティカット州

米国の富裕層居住地域であるコネ ティカット州に本拠を置く資産運用会社のファンドマネジャー3人が、 同州の宝くじ史上最高額の賞金を獲得した。その元手になったのは、 「パワーボール」のチケットを買うために使った1ドルだった。

8200万ドルを運用する同州グリニッジの資産運用会社ベルポイ ントの共同創業者であるブランドン・ラコフ氏と、同僚のグレゴリー・ スキッドモア氏、ティム・デービッドソン氏の3人は、28日に宝くじ 会社の本部に黒のリムジンで乗り付けた。パワーボールの賞金2億 5400万ドル(約198億円)を受け取るためだ。宝くじ会社の社長、ア ン・ノーブル氏が明らかにした。

コネティカット州スタンフォードのガソリンスタンドで買ったた った1枚のチケットが、高額賞金を生み出した。ノーブル氏によると、 その賞金額は、以前の同州の宝くじの最高賞金5900万ドルを大幅に上 回っている。

ノーブル氏はインタビューで「仕事がある人にもない人にも、あ らゆる階層の人々に賞金を渡してきた」と述べ、「共通するテーマが一 つあるが、それは皆喜んで金を受け取るということだ」と語った。

ノーブル氏によると、3人は税引き後の支払い約1億400万ドル を、パットナム・アベニュー・ファミリー・トラストという3人が設 立した信託を通じて受け取ることを選んでいる。同氏はこの信託の設 立時期ついて、詳細を明らかにしなかった。

デイリー・メールの記事

29日付英紙デイリー・メールは、ラコフ氏に事務所スペースを貸 している不動産業者の話を引用し、当選したチケットを買ったのはラ コフ氏ら3人ではない可能性があると報じた。実際にチケットを買っ たのはベルポイント社の顧客で、メディアの注目を避けるため匿名を 通すことを望んでおり、3人は信託の代理で賞金を受け取っただけだ という。

3人は28日と29日のベルポイントへのコメントを求める電話に 返答していない。パットナム・アベニュー・ファミリー・トラストを 担当する弁護士ジェーソン・カーランド氏は28日の電子メールで、外 出中で宝くじについては話すことはできないと述べた。同氏は29日の 電話や電子メールにも返答していない。

3人の資産運用者が賞金を受け取るまでには、数週間の間があっ た。宝くじの抽選は今月2日だったが、3人は28日まで名乗りでなか った。だが、宝くじの当選者は法律や金銭的なアドバイスを求めるた め、遅れることは珍しいことではないとノーブル氏は言う。同氏によ ると、3人は賞金の一部をコネティカット州の慈善事業に寄付するこ とを計画しているという。

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