欧州危機は「最終局面」、安全装置なければユーロ破局も-野村HD

【記者:John Detrixhe and Tom Keene】

11月29日(ブルームバーグ):欧州債務危機は「最終局面」に突 入しつつあると野村ホールディングスの為替調査担当マネジングディレ クター、イェンス・ノルドビグ氏が警告した。厳格な欧州財政同盟の実 現と欧州中央銀行(ECB)が借り入れコストの押し下げに動くことを 同氏は予想している。

ノルドビグ氏はブルームバーグテレビジョンの番組「サーベイラン ス・ミッドデー」の司会者トム・キーン氏とのインタビューで、「今回 の危機は最終局面に向かっている。われわれは岐路に立たされており、 適切な補強が必要だ。それがなければ破局に直面するだろう」と発言。 ただ、「ECBが今後数カ月以内に安全装置を提供するというのが最も 可能性の高いシナリオだ」と付け加えた。

同氏はその上で、「ドイツを含むユーロ圏の中核国の国債市場もア ンダーパフォームし始めており、通貨同盟全体に対する不信感を示す働 きにほかならない。国債利回りを持続可能な水準に戻す何らかのメカニ ズムが必要だ。さもなければデフォルト(債務不履行)の発生は避けら れないだろう」と述べた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE