ユーロは「死闘」のさなか、欧州危機で-FXコンセプツのテーラー氏

世界最大の通貨ヘッジファンド、 FXコンセプツの創業者、ジョン・テーラー氏は、ユーロは「死闘」 のさなかにあるとの見方を示した。欧州ソブリン債危機の中で、同地 域の当局者らはユーロ存続に向けて取り組んでいる。

同氏はユーロが現在の形で生き残る見通しは「暗い」としながら も、欧州中央銀行(ECB)やレパトリエーション(自国への資金回 帰)を進める域内金融機関の債券購入で、ユーロの対ドル相場は過去 平均の1ユーロ=1.2044ドルを上回る水準で推移していると説明し た。

テーラー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、 「銀行は保有するオフショア資産を縮小・売却して欧州に資金を戻そ うとしている。これは欧州の金融機関というユーロの継続的な買い手 が存在することを意味している」と指摘。その上で、「見通しは暗い が、暗くなればなるほど政府が目覚め、何か対策を講じるという希望 はいつもある」と語った。

同氏は2010年以来数回にわたり、ユーロの対ドル相場について、 等価にまで下落すると予想している。

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