アトランタ連銀総裁:追加資産購入に懐疑的、「選択肢には残す」

アトランタ連銀のロックハー ト総裁は、連邦準備制度による証券購入の拡大は現状では、米経済に 十分な押し上げ効果をもたらす公算は低いものの、今後の景気動向次 第では「適切な措置」になる可能性があるとの認識を示した。

ロックハート総裁は29日アトランタで講演、「私は一段の資産 購入が、経済活動をどの程度向上させるのか疑問に思っている」と 述べ、「現在の景気動向から見て、連邦準備制度による一段の債券購入 は有力な選択肢だとは言えない」と続けた。

同総裁は追加資産購入について、「他の状況下でも、こうした政 策に効力がないとか、適切でないと言っているのではない」とし、 「今はどの選択肢も除外するべきではないだろう」と述べた。

ロックハート総裁は、過去2度の米連邦公開市場委員会(F OMC)会合で、景気押し上げのための非伝統的な政策手段の適用 を支持してきた。FOMCは今年8月に2013年半ばまで事実上ゼ ロ金利を継続すると表明、9月の会合では4000億ドル相当の保有 短期債を売却して期間が長めの国債を購入する「オペレーション・ ツイスト(ツイストオペ)」を発表した。

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