欧州株:3営業日続伸、ユーロ圏財務相会合に注目-米経済指標も好感

29日の欧州株式相場は上昇。 ストックス欧州600指数は3営業日続伸となった。債務危機対策を 話し合うユーロ圏財務相会合が同日始まったほか、米国では11月の 消費者信頼感指数が予想以上の上昇となった。

ドイツのBASFやK+Sを中心に化学銘柄が高い。英金融IG グループホールディングスは2010年以来の大幅高。一方、ベルギー の食品小売り、コルリュイは4年ぶり安値を付けた。予想以上に悪か った上期決算が嫌気された。

ストックス欧州600指数は前日比0.8%高の231.68で終了。 ユーロ圏の当局者らが域内債務危機を封じ込める取り組みを強化させ ているとの見方から、前日は3.8%値上がりした。

TTNのヘッジファンド・マネジャー、トルンティン・グエン氏 は「この日の財務相会合は注視されるだろう」と指摘。「圧力の高ま りとともに何らかの措置が実施されるとの期待がある。イタリアの入 札も思ったより悪くはなかった。これも相場を支えている」と付け加 えた。

イタリア政府は同日実施した入札で、調達目標の上限に近い計 75億ユーロ(約7800億円)の国債を発行した。

また、米民間調査機関のコンファレンス・ボードがこの日発表し た11月の消費者信頼感指数は56.0と4カ月ぶりの高水準、前月の

40.9から上昇した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の 中央値は44だった。前月比の伸びは2003年4月以来で最大。

同日の西欧市場では、18カ国中14カ国で主要株価指数が上昇。 化学最大手のBASFは2%高の50.56ユーロ、K+Sは2.4%高 の39.46ユーロでそれぞれ終了。IGグループは9.3%高の474 ペンス。コルリュイは8%下げ27.22ユーロ。

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