米下院議員:FRB議長に証言要請-金融危機時の銀行向け緊急融資で

イライジャ・カミングス米下院 議員(民主、メリーランド州)は、2008年の金融危機時に連邦準備 制度理事会(FRB)が実施した大手銀行向け緊急融資に関して、バ ーナンキFRB議長に下院委員会での証言を求めたことを明らかに した。

下院監視・政府改革委員会の民主党トップを務めるカミングス議 員のオフィスが電子メールで配布した文書によると、同議員は28日、 同委員会委員長のダレル・アイサ議員(共和、カリフォルニア州)に 宛てた書簡で公聴会の開催を要請した。「ブルームバーグ・マーケッ ツ」誌は先に米大手行がFRB融資で受けた恩恵について報じていた。

カミングス議員は「数百万に上る住宅保有者が支援を受けられず、 高まる差し押さえリスクに直面する一方で、そのような優遇措置を受 ける資格が銀行にあるのか米国民の多くは理解に苦しんでいる」と記 した。

ブルームバーグ・マーケッツ誌は、FRBが07-09年の金融危 機時に実施した1兆2000億ドル(現在のレートで約93兆7000億円) の緊急融資について、米大手行がより大きくなるのを助け、市場金利 を下回るFRBのレートを利用して推定130億ドルの利益を上げる ことを銀行に許容したと報じた。

アイサ議員の広報担当、ベッカ・グローバー・ワトキンス氏は、 委員会が要請を受けたことを認めた上で、今後回答すると答えた。F RBのデービッド・スキッドモア報道官はコメントを控えた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE