米GM、「ボルト」購入者に無償で代替車を貸与-電池の発火問題で

米自動車メーカー、ゼネラル・モ ーターズ(GM)は、プラグイン型ハイブリッド車「シボレー・ボル ト」の電池が当局の安全性試験で発火した問題で、当局による調査期 間中、購入者に無償で代替車を貸与する方針を示した。ボルトへの反 発を防ぐための措置で、同社は電池の発火防止に向け、米運輸当局に も協力している。

ボルトは、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)安全性調査の 対象となっている。NHTSAが実施した3回の衝突試験で、韓国の LGケムが供給するリチウムイオン電池が発火した。GMは調査が終 わるまで、ボルトの全所有者に無償で代替車を貸与する。NHTSA は25日に調査実施を発表した。

GMの北米部門のマーク・ロイス社長は、28日の記者との電話会 議で「GMとシボレーは、ボルトの安全性を信じている」と強調。「運 転者にボルトの安全性を確信してもらうため、あらゆる予防措置を講 じていく」と述べた。

ボルトは米国で最も販売促進に力を入れているGM車の一つで、 米国の燃費基準の厳格化に対応する上で重要な役割を果たす。ボルト は先月に全米50都市で発売された。GMは来年1月に、年間生産台数 を1万台から6万台に増やす計画だ。

GMはボルトの所有者とディーラーに手紙を送付している。ロイ ス氏によると、所有者が心配なら、GMは調査が解決するまで同社の 他の車を代替車として貸与するという。

グローバル製品開発担当のメアリー・バーラ上級副社長は電話会 議で、発火の原因の特定に向け、同社の技術者がNHTSAに協力し ているが、結論はまだ出ていないと述べた。

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