米投機家の商品買い越し:09年7月以来の低水準-債務危機対策難航

米投機家の商品相場上昇を見込 む買い越しが2009年7月以来の低水準に減少した。世界の経済成長が 鈍化する中、欧州の債務危機対策が難航し原材料需要が減退するとの見 方が強まっていることが要因。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、資産運用会 社が保有する米国の商品18銘柄の先物とオプションの買い越しは22 日終了週に25%減の56万2508枚と、09年7月14日以来の低水準 となった。減少率は過去8週間で最大だった。トウモロコシの買い越し は25%減と、10年6月以降で最大の落ち込みを示し、銅相場下落を見 込む売り越しは倍増した。

BB&Tウェルス・マネジメント(アラバマ州)で170億ドル相当 の資産運用を手掛けるウォルター・ヘルウィグ氏は「欧州情勢が世界の 経済成長に疑問を投げ掛けている」と指摘。「市場関係者はリスクの高 い資産から移行している」と述べた。

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