ベルグアースが新規上場、初値は公開価格比5.4%高-野菜接ぎ木苗

野菜苗生産販売のベルグアースが 29日、大阪証券取引所ジャスダックのスタンダード市場に新規上場し た。買い気配で始まった後、午前9時10分すぎに形成した初値は780 円と、公募価格の740円を5.4%上回った。その後816円まで上げた。

同社は野菜苗生産や販売を行うベンチャー企業で、野菜苗の出荷 本数は業界首位。さらに2種類の植物をつなぎ合わせる「接ぎ木苗」 に強みがある。野村証券は29日付のリポートで、接木苗は土壌病害の 防除、農作物の商品価値の向上や樹勢強化、栽培期間の延長などの効 果が期待されるとしている。

2011年10月期は、売上高が前の期に比べ10%増の32億9200万 円、営業利益は4.3%増の1億8300万円になったもようだ。上場に際 し公募25万株、オーバーアロットメントを含む売り出し23万8000 株を実施した。

いちよし証券投資情報部の宇田川克己課長は、「国内農家は付加価 値を高めることが求められている中、単価の高い接ぎ木苗の展開が注 目されている」とした上で、「大震災で被災した地域の苗需要も期待さ れる」との見方を示した。

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