ギリシャのアルファ銀、EFGユーロバンクが最終赤字-国債で評価損

ギリシャ2位と3位の銀行が1- 9月期決算で最終赤字を計上した。10月26日の債務スワップ合意を 反映するギリシャ国債の評価損計上は見送られた。

ギリシャ3位のアルファ銀行は純損益が5億6670万ユーロ(約 590億円)の赤字となった。前年同期は7550万ユーロの黒字だった。 同行が28日に電子メールで発表した。2位のEFGユーロバンク・エ ルガシアスは、5億7500万ユーロの赤字。前年同期は6000万ユーロ の黒字。

ギリシャの銀行は保有国債の21%の評価損計上を求める7月21 日の債務スワップ合意を受けて、9月末時点で国債の評価損を計上。 しかし、債務危機の深刻化に伴い、民間の債権者は10月に損失負担の 拡大を迫る新たな合意の受け入れを余儀なくされた。詳細については 詰めの協議が行われている。

アルファ銀の経営陣は28日の電話インタビューで、「交渉の枠組 みは首脳会議で決まったが、協議は始まったばかりで、それを数字に 当てはめようとするのは時期尚早というのがわれわれの立場だ」と指 摘。「最終的な条件を待って、恐らくは通期決算の段階で数字を計上す るのが賢明ではないかと考えた」と述べた。

アルファ銀とユーロバンクは8月、リセッション(景気後退)と 債務危機を乗り切る必要から合併で合意したと発表。両行は合併手続 きの来月完了を目指している。

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