10月の米公定歩合議事録:景気拡大は「鈍いペースでまだら模様」に

米地区連銀の理事の大半は先月、 米景気が「緩やかに拡大している」との認識を示し、2012年にかけて 成長は不安定な状態にとどまると予想した。

地区連銀の協議を総括した議事録が29日公表された。それによる と、理事らは「経済活動の緩やかな拡大に留意する一方で、見通しに は慎重で、経済成長が数四半期にわたって鈍いペースでまだら模様の 状態が続くと予測した」。

議事録は10月に開かれた公定歩合に関する3回の会合内容を盛 り込んでいる。12の地区連銀のうち11行が公定歩合据え置きを勧告 したが、カンザスシティー連銀は0.75%から1%への引き上げを主張 した。米連邦準備制度理事会(FRB)は据え置きを決めている。

議事録によると、理事らは「労働市場のぜい弱さとなお落ち込ん でいる住宅部門に関する懸念を引き続き表明した」。また、「世界の金 融市場や米規制・財政政策、全般的な経済状況といった分野で不確実 性が続いていることで、消費者や企業は慎重な姿勢にとどまり、支出 や経済活動の拡大が抑制された」と記している。

さらに、消費支出は「予想よりは幾分強かったものの、消費者信 頼感の水準は総じて低い」との判断を示した。

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