イタリア入札:75億ユーロ発行、目標80億ユーロ-利回りまた7%超

イタリア政府は29日に国債 入札を実施し、計75億ユーロ(約7800億円)を発行した。落札利 回りはギリシャとポルトガル、アイルランドの救済の引き金になっ た水準の7%をまたも上回った。

2014年償還債35億ユーロの利回りは7.89%と10月の入札 時の4.93%から上昇し、3年債として1996年9月以来の高水準と なった。22年償還債25億ユーロの利回りは7.56%(10月入札時 は6.06%)。20年償還債15億ユーロの利回りは7.28%(9月入 札時は5.47%)だった。この日の入札で調達目標の上限は80億ユ ーロ。

3年債の応札倍率は1.5倍、22年償還債は1.34倍だった。 前 回はそれぞれ1.35倍と1.27倍。

ニューエッジ・グループのエコノミスト、アナリサ・ピアッツ ァ氏(ロンドン在勤)はリポートで、「イタリアは借り入れに当た って相当のプレミアム(上乗せ利回り)を支払っており、この日の 入札結果は最近の傾向を確認した」とした上で、予定額の大半を発 行できたことは「明るい」ニュースだと指摘した。

投資家は債務水準の高いイタリアの国債を敬遠し、同国債の利 回りは欧州中央銀行(ECB)の購入にもかかわらず高止まりして いる。

イタリアは28日の入札でも利回りが7%を上回った。スピロ・ ソブリン・ストラテジーのマネジングディレクター、ニコラス・ス ピロ氏は「絶望的に持続不可能な利回りだ。ユーロ圏を取り巻くパ ニックを反映している」と述べた。

今週はベルギーとフランス、スペインの入札もある。ベルギー のこの日の入札で、6カ月物証券の利回りは3年ぶり高水準だった。

モンティ伊首相は就任後初めて参加する欧州連合(EU)首脳 会議より前に、債務圧縮の追加措置を発表しようとしている。

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