イタリアの調達コスト「大幅」増加へ、29日に80億ユーロの国債入札

イタリアは29日に予定する最大 80億ユーロ(約8300億円)の国債入札で、再び7%を超える利払い を余儀なくされそうだ。ギリシャとポルトガル、アイルランドは利回り が7%を超えたのを引き金に救済を要請している。

伊財務省は3年債を最大35億ユーロ、2022年償還債25億ユーロ、 2020年償還債20億ユーロの発行を目指す。今月28日と25日の同国 債入札では利回りは7%を超えた。29日の入札結果はローマ時間午前 11時(日本時間午後7時)過ぎに発表される予定。

ウニクレディトの債券ストラテジスト、キアラ・クレモネシ氏は 10月28日の入札で2014年償還債の利回りが4.93%だったことに言 及し、「伊財務省は資金調達コストの大幅増加を経験するだろう」と予 想。「3年債と10年債はほぼ同じ水準で発行されるリスクがあると考 えている」と語った。

今週はベルギーとフランス、スペインによる最大100億ユーロの 国債入札もあり、イタリアの入札と競合している。伊財務省が28日実 施した2023年9月償還のインフレ連動債5億6700万ユーロの入札の 利回りは7.3%だった。イタリアの債務負担はスペインとギリシャ、ア イルランド、ポルトガルの合計よりも大きいことから、その持続可能性 を懸念する投資家が伊国債を遠ざけたためだ。

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