米MFグローバルの調査、CFTC委員長の不参加決定時期は検討必要

米商品先物取引委員会(CFT C)のゲンスラー委員長は、経営破綻した先物ブローカー、MFグロー バル・ホールディングスに関する同委員会の2回にわたる非公開会合に 参加した後、同社の調査に関与しないことを決定していたことが分かっ た。同委員長とMFグローバルのジョン・コーザイン前会長兼最高経営 責任者(CEO)とのつながりが調査の妨げにならないよう要望したた めだ。

MFグローバルは10月31日に連邦破産法11条の適用による会社 更生を申請したが、それに先立つ週に、ゲンスラー委員長はMFグロー バルに関する会合や電話の会話に参加していた。ゲンスラー委員長が CFTCを監督する上院農業委員会の有力メンバー、ロバーツ上院議員 (共和、カンザス州)に宛てた書簡によると、同委員長は10月31日 と11月2日にCFTCの非公開会合に参加した。

ゲンスラー委員長によると、CFTCのバーコビッツ顧問は同委員 長に対し参加を取り下げる必要はないと述べた。ロバーツ議員が28日 公表した21日の書簡によれば、ゲンスラー委員長は3日、同顧問に対 し「私の参加が妨げにならないのを確実にするため」MFグローバル関 連の執行事項に関与することを望まないとの見解を示した。同議員はゲ ンスラー委員長が提出した調査への不参加を表明する8日付の公式文書 も公表した。

ロバーツ議員は、ゲンスラー委員長が調査への不参加を決定した時 期についてはさらなる検討が必要としている。上院農業委員会は12月 1日に金融監督に関する公聴会を予定しており、ゲンスラー委員長と米 証券取引委員会(SEC)のシャピロ委員長が証言する見通し。同委員 会は13日にもMFグローバルの破綻に関して公聴会を開く予定だ。

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