ブラジル株:ボベスパ指数は2週間ぶり大幅高-欧州危機制御へ期待感

28日のブラジル株式市場では、 指標のボベスパ指数が2週間ぶりの大幅高となった。欧州首脳らがユ ーロ圏債務危機の封じ込めに向けて一層の取り組みを行っているとの 観測から商品相場が上昇し、資源会社の見通しが改善した。

ボベスパ指数に占める比重が最も大きい2銘柄であるブラジル石 油公社(ペトロブラス)と鉄鉱石生産ヴァーレはともに上昇。原油と 金属相場高を好感した。鉄鋼会社ウジミナスも値上がり。同業テルニ ウムと鋼管大手のテナリスが議決権のあるウジミナス株50億3000万 レアル(約2115億円)相当の購入を決めたことが手掛かり。売上高 でブラジル2位の住宅建設会社、シレラ・ブラジル・レアルティは

5.5%高と、8月29日以来の高値を付けて、住宅建設株の上げを主導 した。クレディ・スイスはブラジルの住宅建設株が「魅力的なバリュ エーション(株価評価)」で取引されているとの見方を示し、材料視 された。MSCIブラジル指数を構成する10業種はすべて上昇した。

ボベスパ指数は前週末比2%高の56017.35で終了。指数構成銘 柄のうち上昇が60銘柄、下落は6銘柄。通貨レアルは2%高の1ド ル=1.8548レアル。

メトド・インベスチメントスの運用担当者、アレシャンドレ・ギ ルギ氏(サンパウロ在勤)は電話取材に対し、「米感謝祭の週末『ブ ラックフライデー』の小売売上高が過去最高に達したことに加え、国 際通貨基金(IMF)がイタリアに6000億ユーロ(約62兆円)の融 資枠を設定する可能性があるとの観測がこの日の市場の楽観的な見方 を支えた」と指摘。「ブラジル株の多くは魅力的な水準で取引されて おり、国外の見通しが改善すれば景気回復の余地もある」と述べた。

-- Editors: Marie-France Han, Glenn J. Kalinoski

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