メットライフをトップ推奨銘柄から除外、経営刷新で不透明感-シティ

米シティグループは米生保最 大手、メットライフをトップ推奨銘柄リストから除外した。メットラ イフではスティーブン・カンダリアン最高経営責任者(CEO)が経 営陣を刷新し、戦略策定に臨んでいる。

シティグループのアナリスト、コリン・デバイン氏は28日の調 査リポートで、メットライフは5月に就任したカンダリアンCEO (59)の下、低金利や株式市場の低迷といった「手数料やスプレッ ドに影響する」問題に直面していると指摘。同CEOが変額年金セー ルスの「実質的な規模縮小」や、海外展開などで対応する可能性があ ると述べた。デバイン氏は同社の株価目標を7.1%引き下げたが、 「買い」投資判断は維持した。

メットライフは昨年、アメリカン・ライフ・インシュアランス (アリコ)を160億ドルで買収し、チリやポーランド、日本で事業 を拡大した。カンダリアンCEOは現在、ニューヨーク本社事業の再 編を進めている。同CEOは先週、新たに米州と欧州、アジアを統括 する3部門を設置し、経営幹部1人の退職を発表。別の幹部1人が来 年退職することも明らかにした。

デバイン氏は「カンダリアン氏は同社を屈指の世界的な保険会社 とすることを目指しており、一連の動きは我々が予想していた以上の 規模の事業再編の始まりである可能性がある」とし、「最近のCEO 交代以降、メットの戦略には幾分か不透明感がある」と指摘した。

ニューヨーク株式市場では、メットライフ株の25日終値は

27.91ドルと年初から37%下落。同期間中にKBW保険指数は 23%、S&P500種株価指数は7.9%それぞれ下落した。デバイン 氏はメットライフの株価目標をそれまでの42ドルから39ドルに引 き下げた。

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