OECD:スペインの12年成長率見通し0.3%に下方修正-危機悪化で

経済協力開発機構(OECD) は、ユーロ圏で4番目に経済規模の大きいスペインの来年の経済成 長率が5月時点の予測の5分の1にとどまるとの見通しを示した。 域内債務危機の悪化を理由に挙げた。

OECDは28日公表の報告で、スペインの2012年国内総生産 (GDP)見通しを前年比0.3%増とし、従来予測の1.6%増から 下方修正した。今年の成長率については0.7%と、これまでの0.9% から引き下げた。10-12月(第4四半期)はマイナス成長を予想 している。来年の失業率は22.9%に上昇する見込み。

OECDは報告で「輸出見通しの弱さと引き締まった与信環境 により、12年の経済成長は低水準にとどまると見込まれる」と予想 し、「国債利回りが一段と上昇した場合、民間部門の借り入れコスト が上昇し、不動産危機を長引かせる可能性がある」とも分析した。

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