アジア株:上昇-感謝祭週末の米小売売上高を好感-商品高も支え

28日のアジア株式相場は上昇。 指標のMSCIアジア太平洋指数はこのまま推移すると、3週間ぶり の大幅高となる。感謝祭の週末「ブラックフライデー」の米小売売上 高が過去最高に達したことで、輸出企業の利益見通しが改善。商品相 場の上昇も支援材料となった。

オーストラリアのアルミナはシドニー市場で6.4%高。国際石油 開発帝石も上げた。小売企業に衣料品や玩具を納入する香港のリー・ アンド・フォンは香港市場で8.8%上昇。同社は売り上げの約65%を 米国で稼ぐ。売上高の海外比率が8割を超す韓国の携帯電話メーカー、 LG電子は8.6%高。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時7分現在、前週末 比2%高の111.08と、上昇率は4日以来の大きさ。指数を構成する 10業種のうち値下がりは1業種のみで、騰落銘柄比率は下落1に対し て上昇が約4となっている。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹投信グループ長は、 ブラックフライデーの売上高は米国が緩やかな回復基調にあり、それ ほど悲観的ではないことを示したと述べる一方、雇用情勢は厳しいも ようで、力強い消費が続くかどうかは不透明だと語った。

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