IMF:イタリア救済プログラムの協議していない-日本も否定

国際通貨基金(IMF)は、 イタリア救済パッケージについて同国と協議していないと表明した。 また、日本の当局者は主要7カ国(G7)の間でそのような協議はな いと述べた。

IMFの報道官は28日、IMFによるファイナンスについてイ タリア当局と何も協議していないとの声明を電子メールで配布した。 イタリア紙スタンパは、IMFがイタリアに最大6000億ユーロ (約62兆円)を融資する準備をしているもようだと報じていた。

この報道についてブラウン・ブラザーズ・ハリマンのチーフ通貨 ストラテジスト、マーク・チャンドラー氏(ニューヨーク在勤)はリ ポートで、「IMFにはそのような支援のための独自の資金はない」 と疑義を呈した。

また、日本政府当局者は匿名を条件に、日本政府はイタリアがI MFによる6000億ユーロの支援を望んでいるかどうか承知してい ないと述べた。G7はそれについて今までに協議してはいないとも言 明した。

IMFはギリシャとアイルランド、ポルトガル向け支援のほぼ3 分の1を担っている。ウェブサイトに掲載されたデータによると、 11月17日時点で同基金の融資可能な資金余力は約3900億ドル (約30兆円)だった。

スタンパ紙はIMFには融資余力を拡大する幾つかの選択肢があ るとし、欧州中央銀行(ECB)との協調をその1つに挙げていた。 また、イタリアはIMF融資に4-5%の金利を払うだろうと報じた。 情報源は示していない。

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