コンゴ大統領選、衝突発生も-アフリカ2位の銅生産国の安定性に懸念

アフリカ中部のコンゴ民主共和 国で28日実施される大統領選挙と議会選は、政治対立や民族間の衝 突を引き起こす恐れがある。同国の銅生産はアフリカ2位で、前回選 挙からの5年間で生産量は5倍に拡大したが、その支えとなった国家 の安定性が試されることになる。

大統領選は、現職のカビラ大統領に10人の候補者が挑む展開。 国連とコンゴの複数の人権団体は、投票後に暴力行為が起きる可能性 が高いとの見方を示している。同国は昨年、2006年の10倍余りと なる29億ドル(約2250億円)の海外投資を受け入れているが、混 乱が長引けば経済が不安定化する可能性がある。

コンゴはまた、充電池生産に使われるコバルトで、世界の埋蔵量 の約30%を抱える。

英調査会社メープルクロフトのアソシエートディレクター、マイ ク・デービーズ氏は電子メールで、「選挙後の抗議活動が暴力行為へ と発展した場合、カビラ大統領の正当性に一段と疑問が深まろう。そ れは中期的に、投資と事業拡大の計画にマイナスの影響を及ぼす」と 指摘した。

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