ユーロ圏のデフォルト多発、可能性もはや無視できず-ムーディーズ

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【記者:Shamim Adam】

11月28日(ブルームバーグ):米格付け会社ムーディーズ・イン ベスターズ・サービスは、欧州債務・銀行危機の急速な深刻化が全て の域内諸国のソブリン格付けを脅かしていると指摘した。

ムーディーズは28日の発表文で、短期的に市場を安定させる措 置が取られなければ、信用リスクの拡大が続くと予想し、欧州連合 (EU)の政策担当者は信頼回復のために迅速に行動することを妨げ る制約に直面しているとの見方を示した。

同社は「短期的に信用市場を安定させる重要な政策イニシアチブ がなく、信用市場の状況が他の理由で安定することがない限り、ユー ロ圏、場合によっては他のEU域内のムーディーズの格付けの全体的 な構成の再検討が必要な段階に達する公算が大きい」と説明。「ムー ディーズとしては2012年1-3月(第1四半期)中にそのような見 直しを完了する予定だ」と付け加えた。

さらに「一段と広い範囲のデフォルト(債務不履行)を伴うこと なく、ユーロ圏が維持されるというのが引き続き中心的なシナリオ」 だとしながらも、ユーロ圏でデフォルトが多発する可能性はもはや無 視できないと分析。流動性危機が長引けば長引くほど、デフォルトの 確率が上昇を続けるスピードも速くなると警告した。

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