フィリピン7-9月GDP、前年同期比3.2%増-市場予想下回る

フィリピンの7-9月(第3四半 期)の経済成長率はエコノミスト予想を下回った。世界経済の回復の 勢いが衰える中で、同国の政策担当者らに対し景気下支えに向けた金 融・財政政策を求める圧力が強まっている。

フィリピン国家統計調整局(NSCB)が28日発表した第3四 半期の国民総生産(GDP)は前年同期比3.2%増。ブルームバー グ・ニュースがまとめたエコノミスト14人の予想中央値は同4.1% 増だった。4-6月(第2四半期)は同3.1%増に改定された。

UBSのシンガポール在勤エコノミスト、エドワード・ティーサ ー氏は統計発表前に、フィリピンなどアジア経済にとって「急速に成 長がインフレを上回るリスクとなりつつある」と指摘。「欧州がリセ ッション(景気後退)に直面し、食品価格は下落している状況では、 フィリピン中央銀行を含むアジアの中銀が来年は利下げを開始するだ ろう」との見通しを示した。

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