シティとSECの和解は無効-住宅ローン証券関連で連邦地裁判事

米ニューヨーク州マンハッタンの 連邦地裁判事は、住宅ローン担保証券をめぐり米シティグループ が米 証券取引委員会(SEC)と合意した2億8500万ドル(約220億円) での和解を退けた。承認するための十分な事実が提供されていないと 説明した。

ラコフ判事は28日、同和解を退ける判断を下し、審理の日を設定 した。同判事はシティグループなど金融機関が責任を認める、あるい は否定することもなく和解することを容認したとしてSECの慣行を 批判してきた。

米銀3位のシティグループはサブプライム住宅ローンに関連した 10億ドル相当の債務担保証券(CDO)をめぐり、投資家に誤解を与 えたとしてSECに提訴されていた問題で、先月SECと和解するこ とに合意した。SECによれば、投資家は約7億ドルの損失を被った。 シティの自白を含めた新たな和解が成立することが考えられるように、 審理でも投資家にとって有利な判断が下される可能性がある。

シティの広報担当ダニエル・ロメロアプシロス氏は、判事の判断 を精査するまでコメントを控えるとした。SECのジョン・ネスター 報道官もコメントを控えた。

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