今週の米指標:11月の雇用者数、12万人増か-失業率は横ばい予想

11月の米国の人員採用ペースは、 失業率押し下げに十分でなかったと予想されている。エコノミスト は今週発表の雇用統計で、雇用主が経済成長減速を依然懸念してい る状況が示されるとみている。

米労働省が12月2日発表する11月の非農業部門雇用者数は、 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト59人の予想中央 値で前月比12万人の増加が予想されている。10月は同8万人増だ った。失業率は前月比変わらずの9%の見込み。

ピアポント・セキュリティーズ(コネティカット州)のチーフ エコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は「労働市場は改善し つつあるが、いまだに非常に良い状態ではない」と指摘。「欧州情勢 の不透明感と米国の財政状況が雇用、設備投資にかかわらず、企業 にとって事業拡大の妨げとなっている」と述べた。

非農業部門雇用者数の伸びが予想と一致すれば、7-11月は月 平均11万8000人の増加となる。1-6月は同13万1000人増だっ た。

11月の民間部門の雇用者数は前月比14万5000人増の見通し。 10月は同10万4000人増だった。

消費者信頼感、新築住宅販売

米民間調査機関コンファレンス・ボードが29日に発表する11 月の消費者信頼感指数は、市場予想中央値で44.0への上昇が見込ま れている。ただ水準は、2009年6月まで1年半続いたリセッション (景気後退)期の平均53.7より低い。

11月の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数は51.5の予 想。発表は12月1日。同指数は50が製造業活動の拡大と縮小の境 目を示す。

住宅市場は依然として活気に乏しい。米商務省が28日発表する 10月の新築一戸建て住宅販売は年率31万3000戸と、前月と同水準 の見込み。予想通りなら1-10月は平均で30万4000戸と、データ 収集が始まった1963年以降で最も低かった昨年(32万3000戸)を 一段と下回ることになる。

全米20都市を対象にした米スタンダード・アンド・プアーズ(S &P)/ケース・シラー住宅価格指数は、9月に前年同月比3%低 下となったとみられている。発表は29日。

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